先日のロールオンコロンづくりのworkshopでは、基材としてオーガニックエタノールかオーガニックホホバオイルをお選び頂けるように実施しました。その中で、オーガニックエタノールが好評でした。
時間内に説明しきれなかったので、こちらに詳細を掲載します。
ご興味あればどうぞお読みくださいね。
【オーガニックエタノールとは】 有機栽培されたサトウキビの糖蜜から蒸留された、オーガニックの原料用発酵アルコールです。 オーガニック認証は、日本の有機JASをはじめ、USDA(米農務省認証 オーガニック)、BIO SUISSE(スイス有機農法認定機関)といった基準のもと証明されています。また、このアルコールはフェアトレード製品です。
| | 【有機JASとは】 ◎有機農産物:化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける事を基本として播種または植え付け前2年以上(多年生産物の場合は、最初の収穫前3年以上)の間、堆肥等による土作りを行った圃場において生産された農産物。
【USDA(米農務省認証 オーガニック)とは】 アメリカでオーガニック食品の認証を行っているのは、米農務省(USDA:United States Department of Agriculture)傘下のNOP(National Organic Program)という組織です。 NOPでは、オーガニックの定義を以下のように定めています。 「オーガニックとは、認可された手法で生産された食品、あるいはその他農業製品のことを指す、表示用の用語である。その手法とは、資源の循環を育み、生態系のバランスを整え、生物多様性を保護することが可能な、文化、生物、機械を使用して行う農法を取り入れたものである。合成肥料や下水汚泥、放射線照射、遺伝子操作は使用してはならない。」 USDAオーガニックと認定されるためには、以下のような規定に従わなければなりません。 (Organic Production and Handling Standardsより抜粋)。
<農作物> • オーガニック作物を栽培する土地では、収穫前3年以上禁止物質を使用しない。 • 土地の肥沃度や作物の栄養素の管理には、耕うん・耕作、輪作、被覆作物の栽培、動植物性老廃物や認可された合成物質による補填といった方法を活用する。 • 害虫、雑草、疫病管理には、主に物理的、機械的、生物学的な防除方法を用いる。こうした手法が不十分な時のみ、国が認めている生物、植物、合成物質を使用してもよい。 • 入手可能な場合は、オーガニックの種子や種植物を使用しなければならない。 • 遺伝子操作や電離放射、下水汚泥は禁止する。
【BIO SUISSE(スイス有機農法 認定機関)とは】 ビオスイスは、1981年にスイスに創設された有機農法認定機関です。スイスは有機農法に関するパイオニアの一つであり、国土全体の農地の11%がすでにBIO SUISSEの基準に合わせて栽培しています。
【フェアトレードとは】 発展途上国の底辺で働く人達が貧困から抜け出せるように、彼等から直接より高い値段で継続的に商品を買うことです。直接取引きすることで中間マージンを排除し、その分生産者が多く受け取る仕組みを作り、取引を継続することでその仕組みをゆっくり大きく育てます。適正に取引されたオーガニック商品をお客様にご提供することで、地球環境への配慮、これらの製品を製品する人々への公平な賃金を与えられる事を保証する支援にもつながります。
以上です。 心地よく暮らすヒントになれたらと思います。 お読みくださりありがとうございます。
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